【エクセルシオールカフェ・コラム】エクセシオールカフェと間違えている人が多い問題
目次
エクセシオールカフェと間違えてる人が多い!
エクセルシオールカフェの紹介の前に、エクセシオールカフェと間違えている人が結構います。
- 「ル」が入るか入らないかの違いで、「ル」が言いにくいから、エクセシオールカフェと言ってしまっている人
- 実在するエクセシオールカフェと混同している人
の2パターンがいます。
どっちもドトール系列だった
よく混同される
- エクセルシオールカフェ
- エクセシオールカフェ
って、実は両方、株式会社ドトールコーヒーのチェーン店なのです。
ウィキペディアによると、
エクセルシオールカフェ
1999年7月に誕生した、イタリアンエスプレッソを中心とした日本生まれのカフェのチェーン店。 グリーンを基調としたカラーリングが特徴。
エクセシオールカフェ
1997年に誕生し、2016年10月現在は、埼玉県に1店舗のみだそうです。
※ただし、ドトールのHPで店舗検索をすると、エクセシオールカフェという項目はありましたが、検索で1店舗も出ないため、現在は0店舗なのだと推測されます。
フランス系のデザートカフェをコンセプトとしていて、オレンジ色を基調としたカラーリングが特徴。
オレンジ色を基調としたカフェって以前は結構見かけた記憶があります(新宿にもあったようです)。
あれがエクセシオールカフェだったんですね。
エクセルシオールカフェの紹介は別ページにあるので、よかったらどうぞ。
https://kichi-gourmet.com/cafe/excelsior-caffe/excelsior-caffe/
なぜ似た名前のチェーン店を展開?
ドトールも、なぜ似たような名前のチェーン店を3年のうちに展開しはじめたんでしょうね。 その辺りを勝手に推測していきたいと思います。
系列店を出店する本来の意図
本来、チェーン店が名前を変えて店を出店する場合、「今までのブランドイメージを変えたい」という思いがあります。
例えば、ファミレスのすかいらーくが、もっと安い価格帯のお店を展開したいけど、すかいらーくの名前を使っちゃうと、すかいらーく本体まで安いお店とお客様に思われてしまう。
つまり「ブランド価値が下がる」と考えて、「ガスト」という全く別の名前ですかいらーくよりも価格帯の低いお店を展開しましたよね。
洋服でいえば、GAPなんて、上と下を持っています。
- GAPより高い値段の商品を売ってるお店は「バナナリパブリック」
- 逆に安いお店は「OLD NAVY」
です。
※OLD NAVYは2017年1月に日本からは完全撤退。
以上のように、「今までのブランドとは別のブランドですよ」とお客様に感じさせるための名前なのに、似たような名前だと混同しちゃって効果が薄れちゃいますよね。
勝手に真相に迫ってみる!
ではなぜ、ドトールは3年のうちに似たような名前のチェーン店を始めたのでしょうか。
これは、完全に私の私見ですので、話半分に聞いてください。
私は、エクセルシオールカフェの1999年とイタリアンエスプレッソという2つのキーワードがひっかかりました。
そう!! カフェでイタリアンエスプレッソといえば、泣く子も黙る「スターバックス」です!
スターバックスは1996年8月に銀座に日本1号店を出店し、そこから快進撃を始めました。
日本のカフェチェーンがスターバックスの脅威を現実のものとして感じ始めたのは、おそらく1999年頃だったのではないでしょうか。
そうなると、1997年にフランス系のデザートカフェとして始まった新しいチェーンを対スタバを意識してマイナーチェンジして1999年にスタートさせた、と想定できます。
大規模のチェーン店で1999年の時点で、ここまで対スタバの対策が打てているのは、かなり素早い対応だと思います。
実際、フランス系のエクセシオールは現在0店舗になっていることからも、この対応が吉と出ていると思います。
※会社側のエクセシオールよりエクセルシオールを進めるという方針の問題もあると思いますが。
というわけで、私の勝手な結論は「フランス系で行こうとしてたけど、イタリア系のスタバが台頭してきたので、それに対抗した」です。
以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。