【カップ麺】マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきを紹介、赤緑合戦も分析しました

2021年1月12日

cup赤いきつねと緑のたぬきトップ画像

日本の国民食ともいえるカップ麺から、

  • マルちゃんの看板商品

の2品を紹介していきます。

 

今回紹介する商品

今回は、

  • 赤いきつね 193円(税別)
  • 緑のたぬき 193円(税別)

の2商品を紹介していきます。

 

2商品とも東洋水産がマルちゃんブランドで販売している商品です。

 

ちなみに「カップ麺」の特集ページを作っていて、そこでランキングも作成しています。それがこちら

私が過去に紹介した商品の評価も全てここに載せています。

 

「カップ麺」以外の商品もチェックしたい場合は、トップページからお願いします。

それがこちら

 

赤緑合戦の勝敗分析

cup赤いきつねと緑のたぬき紹介画像

概要

どちらも人気商品ですが、

  • 「赤いきつね」発売40周年を記念して「赤緑合戦」

という両者の人気投票が行われました。

 

2018年10月4日から2019年1月31日までの間投票が行われ、

  • 赤いきつね:36,680票(54.8%)
  • 緑のたぬき:30,301票(45.2%)

という結果となりました。

 

投票方法は、以下の4種類

  • WEB投票(2,248票)
    • 赤52%:緑48%
  • 全国キャラバン(12,566票)
    • 赤50%:緑50%
  • 店頭試食(48,607票)
    • 赤56%:緑44%
  • 食べ比べキット(3,506票)
    • 赤55%:45%

 

都道府県別の勝敗では、

  • 赤いきつね:45勝
  • 緑のたぬき:2勝

という圧倒的大差がつきました。

※「緑のたぬき」が勝ったのは、奈良県と愛媛県のみ

参照:東洋水産HP

ただし、どこの都道府県でも接戦でした。

 

私なりの分析では、

  • 実際はほぼ互角

だと考えています。

 

理由は、6,371票差がついていますが、

  • 店頭試食だけで5,909票差がついている

という点です。

 

店頭で試食する場合、作ってすぐ試食してもらえるとは限りません。

数分たってしまえば、カップ麺なのでのびてしまいます。

 

麺がのびる話

「麺がのびる」というのは

  • お湯を注いでから完成までの待ち時間

と深く関係しています。

 

お湯を注いでからの待ち時間が短いほど、完成後にのびる時間も早いのです。

そのため、3~5分という待ち時間が多いカップ麺ですが、その待ち時間を簡単には短くできないのです。

 

「カップ焼きそば」に関しては90秒の商品もありますが、これは

  • 湯切りをするからその後は麺がのびにくい

という理由によるものです。

 

分析結果

話を戻します。

 

私が注目したのが、熱湯を入れてからの待ち時間です。

  • 赤いきつね:5分
  • 緑のたぬき:3分

となっており、この2分の差が勝敗を分けたと私は考えます。

 

つまり、

  • 店頭試食で麺がのびにくい「赤いきつね」の方が美味しさを長時間キープできたので有利だった

ということです。

 

赤いきつね

cup赤いきつね紹介画像

  • 鰹節と昆布のだしを利かせた風味豊かな東向けつゆに、 コシのあるうどん。味のしみた大きなお揚げが自慢(東洋水産HP
  • 希望小売価格:193 円(税抜価格)
  • 内容量:96g(めん74g)
  • リニューアル日 2018年08月06日
  • 販売エリア:東北、甲信越、関東、静岡、中京
  • エネルギー 432kcal
    • めん・かやく:399kcal
    • スープ:33kcal
  • 「北海道・東日本・近畿・西日本」の4エリアでつゆの味を変えている
  • 今回食べているのは「東日本」のつゆ

※販売エリアは、「東日本」味の販売エリアという意味です。

 

「赤いきつね」は、つゆに強いこだわりを持っています。

そのため、地域ごとにつゆの味を変えています。

 

それが、

  • 東日本:鰹節ベースの醤油のしっかりとした味
  • 北海道:利尻昆布を使用
  • 西日本:昆布だしに鰹節・煮干などをあわせてすっきりとした味
  • 近畿:うるめイワシを使用

という形になってあらわれています。

 

では食べていきましょう。

開封したのがこちら。

cup赤いきつね開封

 

粉末スープと七味唐辛子を入れたのがこちら。

cup赤いきつね粉末投入

お揚げが割れていますが、これは元々割れていました。

 

お湯を入れて5分待ったのがこちら。

cup赤いきつね5分後

 

お揚げはこんな感じ。

cup赤いきつね油揚げ断面

 

麺はこんな感じ。

cup赤いきつね麺の感じ

よくスープが絡むように平べったくてちぢれています。

 

こだわりのスープはこんな感じ。

cup赤いきつねスープの感じ

 

食べた感想は、

  • 内容:お揚げ1枚・玉子4つ・かまぼこ2枚
  • だしがすごくきいてるスープで鰹節と昆布の旨味が良く出ている
  • 麺はモチモチでスープがよく絡む
  • お揚げはジューシーで旨味がたっぷり入っていた
  • お揚げは少し甘いつゆが出てきた

 

評価

  • 美味しさ:★★★★☆(4.3)
  • コスパ :★★★★★(4.5)

 

さすがに安定して美味しい商品でした。

カップ麺でこれだけ高いクオリティのだしを味わえるってすごいと思います。

 

コスパについては、美味しい「だし」をカップ麺の値段で飲めるということで少し上げて4.5としています。

 

緑のたぬき

cup緑のたぬき紹介画像

  • 鰹節だしを利かせ、醤油と砂糖を合わせた東向けつゆに、のどごしのよいそば。香ばしい小えび天ぷらが自慢(東洋水産HP
  • 望小売価格:193 円(税抜価格)
  • 内容量:101g(めん72g)
  • リニューアル日:2018年08月06日
  • 販売エリア:東北、甲信越、関東、静岡、中京
  • エネルギー:482kcal
    • めん・かやく:439 kcal
    • スープ:43 kcal
  • 「北海道・東日本・近畿・西日本」の4エリアでつゆの味を変えている
  • 今回食べているのは「東日本」のつゆ

※販売エリアは、「東日本」味の販売エリアという意味です。

 

開封したのがこちら。

cup緑のたぬき開封

 

粉末スープと七味唐辛子を入れたのがこちら。

cup緑のたぬきお湯入れる前

 

お湯を入れて3分待ったのがこちら。

cup緑のたぬき完成

 

天ぷらはこんな感じでした。

cup緑のたぬきかき揚げの感じ

小エビなどが入っています。

 

麺はこんな感じ。

cup緑のたぬき麺の感じ

 

スープはこんな感じ。

cup緑のたぬきスープの感じ

 

食べた感想は、

  • 天ぷらは直径8センチ
  • スープは鰹節と昆布のだしをよくきいている
  • 七味唐辛子の影響で少し辛みがある
    • 苦手は人は入れなのをオススメ
  • さすがにかつおだしのスープが美味しい
  • 麺はややちぢれていて実際のそばより細め
  • 芯やコシは無いものの風味や味の再現度は高い
  • 天ぷらはカリカリで食べたいなら後乗せにするとよい
  • 思ったより天ぷらは薄かった

 

評価

  • 美味しさ:★★★★☆(4.4)
  • コスパ :★★★★★(4.6)

 

とにかくスープが美味しい商品でした。

個人的には、「赤いきつね」より「緑のたぬき」の方がスープをより美味しく感じました。

 

だしといっても、鶏や海老など色々ありますがこの商品を食べると

  • あらためて和風だしは美味しい

と感じざるを得ません。

 

コスパについては、クオリティの高いだしが飲めるということで美味しさより少し上げて4.6としています。

 

まとめ

今回は、

  • 赤いきつね
  • 緑のたぬき

の2品を紹介してきました。

 

私のオススメはどちらか1つと言えば「緑のたぬき」です。

 

理由はよりスープの美味しさを感じられたからです。

ただ、お揚げの美味しさは見逃せないので「赤いきつね」も食べたいですよね。

 

以上です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。