【ラーメン】【ぶぶか】『ぶぶか』の歴史とメニューを紹介
油そばに興味がある方なら、誰でも知っているお店「ぶぶか」
かつては駅の南口にありましたが、再開発のあおりを受けて、現在は北口に移転しています。
「油そば」を語る上では避けて通れない程の有名店ですし、カップ麺にもなっています。
このページでは、その「ぶぶか」とそのメニューを紹介していきます。
別ページでラーメンランキングも作成していて、それがこちら。
私が過去に紹介したラーメンの評価も全てここに載せています。
「ぶぶか」以外のお店の商品もチェックしたい場合は、トップページからお願いします。
それがこちら。
レビューした商品
『ぶぶか』の紹介の前に今までレビューした商品を紹介しておきます。
※商品名をクリックすると、詳細な紹介ページに移動します。
麺類
写真 | 商品名 | |
---|---|---|
黒丸 | ||
美味しさ | コスパ | |
4.3 | 4.6 | |
美味しさ | コスパ | |
美味しさ | コスパ | |
サイドメニュー
写真 | 商品名 | |
---|---|---|
ミニチャーシュー丼 | ||
美味しさ | コスパ | |
3.9 | 4.6 | |
餃子 | ||
美味しさ | コスパ | |
3.0 | 2.8 | |
美味しさ | コスパ | |
どんな店?
油そばの代名詞的な店
油そば発祥の店ではないのですが、ラーメン好きに「油そばのお店と言えば?」でまず上がるのがこの「ぶぶか」です。
カップ麺としても販売しています。
油そばの歴史
1952年(昭和28年)に創業した国立市の一橋大学そばの「三幸」が、のびたラーメンをヒントに昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説や、同じく昭和30年代に武蔵野市境の亜細亜大学そばの「珍々亭」が中国の拌麺をヒントに油そばを発売したという2説が存在している。いずれにしても、東京都武蔵野地区から他地域に広がっていった。その後1996年(平成8年)ごろから流行し、1997年の読売新聞では『今年ヒットした話題の商品』の13位にランクインしている。2002年(平成14年)には、明星食品から武蔵野市吉祥寺「ぶぶか」の油そばの即席麺が商品化されている。
※ウィキペディア「油そば」より引用
ぶぶかの歴史
現在の運営会社はサガミレストランツ株式会社という愛知県にある会社です。
年表で見ると、運営会社の歴史は、
- 1995年3月24日 創業
- 2002年2月 明星外食事業会社(「味の民芸」などを運営)が営業権を取得
- 2008年10月 運営会社の明星外食事業会社が日清食品のグループ会社となり、同時に社名を「味の民芸フードサービス株式会社」へ社名変更
- 2014年1月 株式会社サガミチェーンのグループ会社となる
となっています。
wikipedia(サガミホールディングス)より引用して作成
カップ麺も販売
2002年から営業権を取得したという「明星外食事業会社」。
実は、興味深い点が2つありました。
興味深い点その1
1つ目は営業権取得とカップ麺発売の関係です。
上記のwikipedia(油そば)の引用からもあるように、
- 2002年(平成14年)には、明星食品から武蔵野市吉祥寺「ぶぶか」の油そばの即席麺が商品化されている
とありますよね。
前後関係でいうと、
- 2002年6月にカップ麺発売
- 2002年10月に営業権取得
となっています。
営業権取得の方が後になっていますが、同時進行で話が進んでいたんでしょうかね。
例えば、上層部から、
- 「カップ麺の販売が好調なのを確認できないと営業権取得の最終的なGOサインは出さない」
と言われていたとか(完全に私の妄想です)。
興味深い点その2
2つ目は、「ぶぶか」と「明星外食事業会社」の地理的距離が異常に近いことです。
「味の民芸」(明星外食事業会社)は、wikipedia(味の民芸)によると、
- 1980年2月 – 本社を東京都武蔵野市吉祥寺「明星食品ビル」(吉祥寺東急イン)に移転
とあります(当時の社名が違いますが)。
この吉祥寺東急インは、吉祥寺駅公園口(南口)からすぐの場所なのですが、井の頭通りを挟んだお向かいに「旧ぶぶか」の店舗があったのです。
※「旧ぶぶか」と書いたのは、2013年に駅前ビル(ユザワヤ)改築工事の関係で現在の吉祥寺駅北口に移転したからです。
何が言いたいのかと言うと、
- 明星外食事業会社の人たちは、「ぶぶか」を創業当時から人気店にのぼりつめていくまで、ずっと目の前で見ていた
ので人一倍思い入れが強かったのではないかと推測されます。
それで、「是非うちからカップ麺を発売したい」となったのかな、と勝手に想いを馳せました。
現在もカップ麺は販売中
ちなみに、この2002年6月に発売した、ぶぶかのカップ麺は「明星 ぶぶか 油そば」という名前で現在も販売中です。
2018年4月に新発売という内容で紹介されてます。
参考情報:明星食品のニュースリリース
カップ麺はこんな感じ。
中身が見たいでしょうから、その中身を。
カップ麺でも十分美味しかったです。
別ページにて、油そばのカップ麺3品を食べ比べているのでよかったらどうぞ。
吉祥寺店以外もある
2018年11月23日に「ぶぶか 新宿紀伊国屋店」がOPENしています。
実はかつて、
- 高田馬場店(2015年9月閉店)
- 国立
- 水道橋
など、何店舗かありましたが現在は閉店しています。
「油そば」でチェーン展開は無理なのか?というと、全然そういうことはありません。
実際に、ここ吉祥寺にも油そばのチェーン店は、
- 東京油組総本店 吉祥寺組
- 武蔵野アブラ学会 吉祥寺店
などがあります。
吉祥寺発祥の「ぶぶか」にもチェーン展開を頑張ってもらいたいですね。
「吉祥寺でしか食べられない味」にしておくのも吉祥寺住民としては魅力的ですけどね。
店舗情報
場所・外観
行き方
- 吉祥寺駅北口から左(三鷹方面、西方面)に歩き、パルコの手前から右(北方面)に続く商店街に入る
- 次の十字路で左(西)側に見える
- 徒歩で3分で到着
外観は、こんな感じ。
店舗の前に整列用のポールがあるので想像つくと思いますが、人気店なので時間帯や曜日によっては行列が出来ています。
営業時間
11:30~0:00
メニュー
油そばで有名なお店ですが、とんこつラーメンやつけ麺も販売していますし、餃子などもあります。
油そば・とんこつらーめん
油そばでも、「こってりの黒丸」と「あっさりの白丸」がありますね。
つけ麺
酸辣湯麺(サンラータンメン)
油そばの食べ方
- 1.よーくかき混ぜて、まずはそのまま食べてみる
- 2.お好みでラー油&にんにくを入れてみる
- さらに、お好みでトッピング
- ①生卵でマイルドに
- ②お酢でサッパリ
- ③ライスでガッツリ
となっています。
テーブルの上の調味料
テーブルの上の調味料は、こんな感じでした。
左から、
- お箸
- つまようじ
- ブラックペッパー
- 豆板醤
- にんにく
- ラー油
- お酢
が並んでいます。
以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。