はなまるうどん 吉祥寺南口店
※吉祥寺北口店は2020年7月5日に閉店
日本人は麺類が好きですが、その中でも安くて美味しい麺類といえば、「うどん」ですよね。
昔から「うどん」のチェーン店はありましたが、駅の立ち食いスタイルや「富士そば」(ここは名前から言っても蕎麦メインですね)以外のうどんチェーン店ってそれなりのお値段がしました。
そこに20年程前から、香川の讃岐スタイルの安いうどんチェーンが東京にも進出してきましたよね。
その代表格とも言えるチェーン店、「はなまるうどん」を今回は紹介したいと思います。
※価格改定のお知らせ
2020年5月26日より「かけ(温)うどん」の価格が、
サイズ | 現行価格 | 新価格 |
小 | 150円 | 220円 |
中 | 250円 | 320円 |
大 | 350円 | 420円 |
となっています。
目次
業界2位のうどんチェーン店
はなまるうどんは、セルフうどんチェーンとしては業界第二位を誇るチェーン店で、総店舗数は450店を超えます。
ちなみに業界第一位は、丸亀製麺で1000店舗を超えています。
余談ですが、丸亀製麺は、「丸亀(香川県にある地名)」とついていますが、本社は香川県ではなく兵庫県神戸市にありますし、第1号店は、平成12年11月に兵庫県加古川市に開店しています。
吉祥寺には、丸亀製麺はないのですが、その系列店である「いぶきうどん」があります。
「いぶきうどん」については、別ページで特集していて、それがこちら。
はなまるうどんは吉祥寺に2店舗ある
はなまるうどんの店舗は、吉祥寺に2店舗あります。
※北口店は2020年7月5日に閉店
吉祥寺北口店と吉祥寺南口店なのですが、
今回紹介する北口店は、こんな店構え。
一方、南口店は、こんな店構え。
どちらも地下ですね。
営業時間は、
- 北口店は9~22時
- 南口店は10~23時
と南口店の方が夜遅くまでやっています。
場所
今回紹介する吉祥寺北口店の場所は、ここにあります。
徒歩4分ぐらいでしょうか。
吉祥寺駅北口から、正面にあるサンロード商店街を歩いて行って、左手(西側)に広い通りで奥に東急百貨店が見える道があるので、そこを進んでコピスを過ぎたあたりの右側(北側)にあります。
お向かいにサンマルクカフェがあります。
サンマルクカフェについては、別ページで特集していて、それがこちら。
ついでに南口店も紹介しておきます。
場所はこちら。
吉祥寺駅南口(公園口)から徒歩2,3分です。
吉祥寺駅南口(公園口)を出てすぐ右手(西側)に歩いていくと右手(北側)にあります。
一階は天下寿司という回転寿司屋さんです。
看板メニューは、かけうどん
季節限定メニューや牛丼やカレーとのセットメニューなど、いろいろメニューはありますが、観察していて一番出るのは、オーソドックスな「かけうどん」です。
かけうどん(中)はこんな感じ。
「かけ小」(かけうどん小150円+税)とか「かけ中」(かけうどん中250円+税)という注文がよく聞こえてきます。
写真は真ん中のサイズである「中」なのですが、結構ボリュームがあるように見えませんか?
うどんを
- 1玉で小
- 2玉で中
- 3玉で大
だそうです。
「2玉なんて食べ切れない!」と思うかもしれませんが、つるつると入ってくるので意外といけると思います。
多くの人は、これに1~2品、天ぷらなどのトッピングを乗せています。
若者などは、トッピングなし注文している人もいます。
おそらく、セルフコーナーの天かすを山のようにのせるのでしょう。
青い春を感じる瞬間ですね!
トッピングも充実
はなまるうどんでは、トッピングも充実しています。
私は、天ぷらではなく、このコロッケが好きなので毎回トッピングしています。
ホクホクでおいしいですよ。
ソースをかけて食べてもよし、うどんの汁にひたして、だしを吸わせてから食べるもよし。
半分ずつ堪能してもよし。
立ち食いそば屋を知らない人は、「そばやうどんにコロッケ?」と思うかもしれませんが、定番の1つなのです。
メンチカツではなく、じゃがいものホクホク感がいいのです。
そういえば、2015年に関西の阪急電鉄十三駅の「ポテそば」なるメニューが流行りましたよね。
かけそば又はかけうどんに、フライドポテトを乗せて食べる、というメニューです。
「揚げ物、ジャガイモ」という意味では同じ発想ですね。
これなら自宅でも作れるので、挑戦するのもいいですね。
他にも、げそ天やちくわ磯辺揚げ、半熟たまご天なんかもあります。
かつて、ある番組で、はなまるうどんの担当者が「一番原価率の低いトッピングは?」と聞かれ、苦々しい表情で
「ちくわ磯辺揚げですね。。。」
と答えていました。
だからといって、「ちくわ磯辺揚げは頼んだら損だ!」という考えは、私はオススメしません。
自分が食べたい物を食べるのが一番得であり、食べたくもない物を損だからと言って、嫌々食べる方がよっぽど損だと考えています。
だから「ちくわ磯辺揚げ」が好きなら気にせず注文してください!
コロッケ好きからのアドバイスでした(笑)
混雑状況
混雑状況については、2店舗とも比較的すいています。
ハンバーガーなどのファストフード店と比べて、コーヒーなどのドリンクメニューがないので、食べ終わった後に長居するお客が少ないのが大きいと私は分析しています。
高校生ぐらいだとテーブル席でわいわいやっていることもありますが、それでも何時間もいることはほぼありません。
そのため、急いでいて、ささっとご飯を済ませたい場合などには重宝します。
回転寿司や牛丼屋も、ささっと食べれていいのですが、両方ともカウンター席で隣のお客さんとの距離が近いので苦手という方もいると思います。
実際、私もあまり得意ではありません。
特に回転すしなどは隣との席が近くて、隣のおじさんと腕が当たったり、くちゃくちゃ食べる音が聞こえてきたり、すぐ隣でこちらがネタを選んだり食べたりするのをじっと見られる事があるので、あまり気分が良くないですよね。
その点、はなまるうどんなら、席はゆったりしていますし、テーブル席も多数あるので安心です。
仮にカウンター席しか空いてなくても、回転寿司屋さんや牛丼屋さんよりは、席と席との距離があるので安心です。
はなまるうどんの注文方法
はなまるうどんに行ったことのない方向けに、注文方法をご説明します。
セルフうどん方式なので、トレーを持って、おでんエリア、トッピングエリアと進み、うどんエリアで店員さんにうどんを注文します。
※店によって、多少レイアウトや順番が異なる可能性があります。
最初にトレーを取る
入口付近にトレーが山積みになっているので、そこからトレーを取ってください。
チルドコーナー
次にチルドコーナーがあるので、サラダやドリンクが欲しい人は、ここでトレーに乗せてください。
サラダは100円と安いです。
こんな感じです。
おでんコーナー
次に、おでんコーナーがあるので、欲しいおでんがあるならここで取ってトレーに乗せてください。
写真にあるように、左側におたまやトングがあり、おでんを入れる小皿もあるので、小皿におでんを入れて、味噌などが欲しければここで小皿に乗せておいてください。
天ぷらコーナー
続いて、天ぷらなどのトッピングコーナーがあります。
ここにも小皿が用意されているので、その小皿にトングで欲しい具材を乗せて、トレーに乗せてください。
そろそろ注文を聞かれる
ここを過ぎたあたりで、厨房にいる店員さんから注文を聞かれます。
「かけうどん中」とか、「冷やし醤油小」などと答えればOKです。
メニュー表がこのあたりでやっと出てくるので、急に選べと言われると焦ると思いますが、慣れないうちはみんな時間がかかるものです。
気にせず、ゆっくり選びましょう。
どうしてもすぐ選べないようなら、安いし看板商品でもある「かけうどん」の小か中あたりがオススメです。
※かけうどん小は150円+税
熱いうどんではなく、冷たいうどんがお好みであれば、「冷やし醤油うどん」の小か中がオススメです。
※おろししょうゆ(冷)(小)は230円+税
写真は「冷やし醤油の中」
これは、冷たいうどんに大根おろしを乗せ、醤油をかけた商品です。
この商品、正確には「おろししょうゆ」のうち、冷たい方です。
でも「冷やし醤油の中(もしくは小)」と言えば、伝わります。
熱いのもあるのですが、大根おろしと醤油で食べるなら、私は「冷たい」の一択だと思っています。
「冷やし醤油うどん」は安いからオススメしていますが、「冷やしぶっかけ」も美味しいです。
これは醤油ではなく、つゆが入っています。
※ぶっかけうどん(冷)(小)は、290円+税
おにぎりやいなりコーナー
次に、おにぎりやおいなりさんがあるコーナーになります。
欲しいモノがあればトレーに乗せて下さい。
この写真では、「とまとのお浸し」などがありますが、これは吉祥寺北口店独自の商品だと思います。
理由は、
- 他で見た事ない
- はなまるうどん公式HPの店舗案内で、吉祥寺北口店の備考欄に「通常のはなまるうどんとはメニューが異なります」と書いてあった
からです。
うどんが出てくる
ついに、注文したうどんやカレーなどが出てくるコーナーです。
店員さんが作ってくれて、完成品を渡されるので、それをトレーに乗せればOKです。
ここで私のテクニックを一つお教えします。(ってたいしたテクニックではないですがw)
店員さんが完成品を置いてくれたのを自分で自分の持っているトレーに置き直すのですが、私の場合、二度手間を省くために最初から店員さんが置こうとしてる場所にトレーを置いています。
そうすれば、店員さんが直接トレーに置いてくれるので、時短にもなるし、自分で置き直す時に手を滑らせてうどんをこぼすというような粗相も起こりません。
ただし!
トレーを不安定な位置に置いた場合、店員さんがうどんを置いた時にトレーごと傾いてこぼれる、なんてミスが出たら泣くので、ちゃんと安定した場所にトレーをセットしてください。
レジでお会計
すぐ横にあるレジでおでんやトッピングとともに会計を済ませます。
セルフで水や天かすを用意
まだ作業は終わりません。これが最後の行程です。
レジでのお会計のあと、すぐ近くにあるセルフコーナーで水やお茶をセルフで用意し、ゴマ、天かす、ショウガ、ソースなどをセルフで加えます。
箸は、各テーブルにありますが、レンゲはセルフコーナーにしかないので、レンゲが欲しい人はここでとると良いです。
かけうどんなどのおつゆがあるものを頼んだ場合、レンゲが欲しいと思うので、その場合はここで取ってください。
まあ、後から取りに来ればいいだけですけどね。
このセルフコーナーはこんな感じになっています。
小ネタとして、天かすは、2種類あります。
純粋な天かす用の天かすと、他の天ぷらを揚げる際に出たと思われる天かすの2種類です。
他の天ぷらを揚げる際に出た天かすは、小さな具材が混じってたりするので、なんだかお得感があります。
ただし、店舗によっては、純粋な天かすしか置いてない店もあるので、その時は諦めてください。
ちなみに、ネギは店員さんがのせてくれるので自分では追加できません。
+50円で「追加ねぎ」は可能です。
実はこの点(ネギ)がライバルである丸亀製麺とよく比較されます。
丸亀製麺はネギもセルフコーナーにあり、入れ放題なのです。
若い男性なんて、山盛りのネギを乗せてるのを見かけます。
山盛りって、うどんが見えないどころか、かき氷を作った時のような山盛り具合です!
それを見て、「余程のネギ好きでない限り、そんなにネギ入れたら味が壊れちゃうだろうに。。。」と心の中で思っています。
「かけうどん」にかける想い
かつて、はなまるうどんの看板に、こんな感じの言葉が書いてありました。
「かけうどん(小)が105円なのに、わかめうどん(小)がなぜ294円なの?」
これは、わかめが189円もする、という意味ではなく、より多くのお客様に当社のうどんを知っていただきたいためにかけうどんを特別に安く提供している。
という意味だと思います。
「うどんは健康に良くない」にも対策ずみ
近年の健康ブームにより、うどんに逆風が吹いています。それは、うどん県を自称する香川県の糖尿病関連のランキングが47都道府県でワーストということです。
原因は、うどんばかり食べて、野菜不足などで栄養が偏っているからでは?と言われています。
でもはなまるうどんは、この問題に対しても対策をすでにうっています。
2013年4月から、1玉にレタス1個分の食物繊維を含む「はなまる食物繊維麺」に変更し、炭水化物であるうどんを食べた際の血糖値の上昇を緩やかにしています。
以上です。
はなまるうどん、いかがでしたか?
入りやすい雰囲気のお店なので、一度ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
この値段で、こんなにおいしいのか、とコスパの良さに驚くと思います!
以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。