【コンビニスーパー】グリコBigプッチンプリンミルク(食べ比べ)
ふとスーパーのデザート売り場を見ていると、お馴染のプッチンプリンのミルク味というのが出てるではありませんか。
どんな味なのか気になったので、普通のプッチンプリンと食べ比べてみる事にしました。
目次
どんな商品?
商品説明文
生乳と練乳を組み合わせ、ミルクをしっかり味わえるミルクプリンにフルーティーな黄金桃ソースを組み合わせました。
参照元:グリコHP 発売日や重さなどもここから引用
発売日
2019年3月11日(期間限定)
ちなみにプッチンプリンは発売45周年
重さ
155g
一方プッチンプリンは
160g
カロリー
202kcal
となっています。
一方プッチンプリンは。。。
226kcal
となっています。
ちなみにプリンならファミリーマートで「スフレ・プリン」というのも人気です。
別ページで特集していて、それがこちらです。
プッチンプリンの歴史
プッチンプリンはいつ誕生し、どういう歴史を辿ってきたのでしょうか?
元祖ではない
プラスチック容器に入ったプリンの元祖と思いがちですが、実は違います。
プッチンプリンは1972年発売ですが、その前年の1971年に「森永プリン」が発売されていて、それが日本初の量産型カップ入りプリンです。
発売当初は違う名前だった
発売当初は「プッチン」がつかず、
「グリコ プリン」
でした。
「プッチン」を名前に追加したのは、商品の特徴を想像しやすくするためだそうです。
後発だからこそのプッチン
前述したように、すでにプラスチック容器入りプリンは他社で販売されていたので、何か差別化をする必要がありました。
それが「プッチン」だったのです。
プッチンの意味
「プッチン」は使わないから関係ない、と言う人もいるでしょう。
「プッチン」したらお皿を使う必要があり、洗い物が増えるから「プッチン」しない人もいると思います。
ですが、「プッチン」してお皿に出した時のぷるぷる感のインパクトたるや、ものすごかったようで、1974年にテレビCMを放送したら大反響だったそうです。
当時テレビで乳製品のCMを行う事は珍しく、莫大な費用もかかるため社運をかけたCMだったそうです。
参照元: プリンに賭けろ!~プッチンプリン物語~
カスタードプリンじゃない理由
プリンと言えば本来はカスタードプリンのことを言います。
カスタードプリンは、卵が熱を加えると固まる性質を利用してプリンを固めています。
茶碗蒸しと同じ原理ですね。
一方、グリコプッチンプリンは、この製法をとっていません。
卵で固める製法ではなく、ゼラチンや寒天を加えることでゼリー状に固める製法です。
理由は、当時の日本ではオーブンが普及していなかったからだそうです。
そもそもプラスチック容器なので製造過程で高温にするのは無理そうですよね。
このゼラチンや寒天で固める製法は、1964年にハウス食品が発売した「プリンミクス」から始まっているそうです。
テレビでやってましたが、年配の方の話で、
「今の若い人はカスタードプリンを見て、『これはプリンじゃない!』と言うんだ」
という話がありました。
つまり、
「プッチンプリンなどのゼラチンで固めたプリンが本来のプリンだと思っているので、カスタードプリンはプリンじゃない別の料理だと思っている」
というわけですね。
固定電話の「ダイヤルを回す」という表現とか、テレビの「チャンネルを回す」とかを知らないってのと似てますね。
実食
前置きはこれぐらいにして食べてみましょう。
フタを取るとそれぞれこんな感じ。。。
プッチンプリンミルク味
プッチンプリン
見た目は色の違いぐらいでしょうか。
プッチン前がこちら。。。
プッチンプリンミルク味
プッチンプリン
ミルクプリンの黄金桃ソースが鮮やかですね。
プッチンするとこうなります。。。
プッチンプリンミルク味
プッチンプリン
きれいにプッチン出来ました。
フタを取ると完成です。。。
プッチンプリンミルク味
プッチンプリン
同じカップに入ってるので見た目の違いはやはり色だけですね。
最後に断面図を。。。
プッチンプリンミルク味
プッチンプリン
プッチンプリンの感想
- カラメルがほのかな苦味を演出
- 思ったより苦くない、最後にほのかに苦味を感じる程度
- プリンの固さはミルクプリンと同じ
- 卵の旨味を感じる
先ほど、卵で固めるのではなく、ゼラチンや寒天で固めると書いたのに「卵の旨味」?と思い、原材料を見ると。。。
「卵粉」というのがありました。
多分これが卵の旨味になっているようです。
ミルクプリンの感想
- 最初は杏仁豆腐のようだが杏仁豆腐よりもさらに柔らかい食感
- 黄金桃ソースは甘さ控え目で爽やかなほのかな酸味
- プリンとソースを一緒に食べると黄金桃ソースのフルーツの酸味とミルクプリンの甘さがマッチしていて美味しい
- 杏仁豆腐好きならかなりオススメ
食べ比べた結果、やはり定番のプッチンプリンのバランスの良さや安定度は抜群で黄金の組み合わせでした。
ロングセラー商品だから当然ですかね。
どちらのプリンもクセが少なく万人受けして食べやすかったです。
ミルクプリンは、ミルクがあまり主張しないのでソースに左右される。逆に言えば、ソース次第で色んなバリエーションが出来ると感じました。
黄金桃以外の別のソースで販売するとか2色ソースにして2つの味を楽しめるようにしても面白いなと思います。
いちごミルクプリン
ミルクプリンについて、ソースをイチゴにすれば、「いちごミルク」という鉄板の味になったし、ピンクや赤のほうが見栄えも良かったと思いました。
気になってので調べてみました。
すると、
- プッチンプリンのいちごソースを2010年に販売
- 現在も「ちょこっとプッチンプリン 苺ソース」という商品も販売
という事実が判明しました。
でもこれはミルク味ではなく、カラメルを苺ソースにしただけなので「いちごミルク」でいけたのでは?と思いましたが、、、
なんと、
- 「プッチンプリン ベリーづくし」
という商品がベリーのソースに土台が「苺ミルクプリン」という組み合わせで期間限定販売していました。
しかも日付が、
- 「2018年12月10日(月)より期間限定で全国にて販売」
となっています。
つまり、このミルクプリンのわずか4カ月前の話です。
だから苺ソースは使えなかったんだと納得しました。
以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。