【カップ麺】日清カップヌードル花椒シビうま激辛麻辣味
日清から「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」が全国で販売されました。
日清カップヌードルは、色々な種類の味を発売していますが今回の「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」はどんな味なのでしょうか?
目次
今回紹介する商品
今回は、
- カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ
を紹介していきます。
「カップ麺」の特集ページを作っていて、そこでランキングも作成しています。それがこちら。
私が過去に紹介した商品の評価も全てここに載せています。
「カップ麺」以外の商品もチェックしたい場合は、トップページからお願いします。
それがこちら。
カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味
- 発売日:2019年3月11日(月)
- 販売地区:全国
- 重さ:102g(麺80g)
- 希望小売価格:205円(税抜)
- カロリー:456kcal
- めん・かやく 405kcal
- スープ 51kcal
参照元:日清HP
商品の分析
スープのカロリーがたいした事ない件
最初に引っかかったのが、スープのカロリーです。
ダイエットを扱ったTV番組で、
- 「ラーメンのスープを飲むとカロリーが倍ぐらいになっちゃうからスープは残して下さい」
ってよく言ってますよね。
商品パッケージを見ても
- めん・かやく 405kcal
- スープ 51kcal
と書いてます。
このデータを見る限り、倍どころか1/8です。
なぜ「スープを飲むとカロリー2倍」みたいな話が出てくるのでしょうか?
色々調べてみました。
「花椒シビうま激辛麻辣味」のスープだけが低カロリーなのか?
他の商品と比べてみると
- 商品名 麺・かやく スープ
- カップヌードルビッグ 410kcal 29kcal
- シーフードビッグ 427kcal 37kcal
- カレービッグ 494kcal 94kcal
やはりどの商品もスープのカロリーはそこまで高くありません。
結論として、スープにカロリーはそれほどないようです。
スープで比較的カロリーが上がる場合というのは、油が入る場合で、例えば
- とんこつであったり
- 味噌味でのバターであったり
- 醤油味の背脂とか
で大量に油を取るとカロリーも上がるようです。
少し表現を広くとらえてカロリーではなく「スープまで飲むと太る」という観点でも調べてみました。
塩分が問題だった
スープを飲み干す場合の問題点はカロリーよりも塩分の方でした。
塩分の過剰摂取で水分を余分に体内にとどめることになり、「むくみ」「水太り」につながり、それがやがて代謝低下を招くそうです。
参照元:しらべぇHP
余談で怖い話
スープのカロリーを調べている過程で、カップ麺好きには怖いデータを見つけました。
中華麺の100gあたりのカロリーについて、
- 生中華麺 約285kcal
- インスタントラーメン 約458kcal
- 焼きそばで使う蒸し中華麺 約198kcal
参照元:ルークスHP
だそうです。
インスタントラーメンは油を吸ってるからカロリーも高いらしい…
このデータを見る限り、「焼きそば」って実はヘルシーなのでは?と思った方…
私と同じで、不正解です!
私もそう思って調べてみましたが、
- 麺を油でコーティングしている
- 炒める際にサラダ油を使う
- ソースに結構カロリーがある
などの理由で、量や具材にもよりますが、だいたい500kcal以上あります。
結局、何食べても太るんじゃないか…
ちなみに、焼きそば同様、スープのない麺類として「油そば」もあります。
インスタントの油そばについては別ページで特集しています。
それがこちら。
花椒について
聞き慣れない単語だったので調べてみました。
「花椒」は何て読む?
- 日本語読みでは「かしょう」
- 中国語読みでは「ホアジャオ」
と読みます。
特徴は?
- 果皮に「さわやかな香り」と「痺れるような辛味」を持つ香辛料
- 四川料理によく使われる
- 具体的には麻婆豆腐や坦々麺などに使われる
五香粉(ごこうふん)という中国の代表的な混合香辛料の1つです。
また中国では揚げ物に、この花椒と塩を混ぜたものをつけて食べるそうです。
日本でいう天ぷらに抹茶塩とか藻塩をつけて食べる感じなのでしょう。
配合は1:1です。
気になる方はお試しあれ。
塩は家にあるとして、花椒の粉末を紹介しておきます。
- 「GABAN」というブランドは、ラーメン屋さんのコショウでよく見かけるブランド
- ミルという、花椒を出す都度、その時に粉末に出来る装置がフタについてるもの
- これにより、挽きたての花椒が楽しめるので香りが高い
鰻にかける「山椒」とは違うの?
近い品種ですが違います(同属異種)。
違いは、
- 山椒は日本原産、花椒は中国原産
- 花椒の方が香りも辛味も強い
余談ですが、山椒は七味唐辛子の原料の1つです。
花椒も五香粉の1つなので、お互いその国の香辛料として重宝されている証拠ですね。
山椒は、日本では縄文時代の土器の中から発見されるなど、日本最古のスパイスです。
麻辣味とは?
麻辣味(まーらーあじ)って何のことでしょうか?
辛そうなのはわかりますが、詳しく調べてみました。
2つの辛味のこと
「麻味(まみ)」と「辣味(らつみ)」のことでした。
麻味は、
- 花椒の舌がしびれるような辛さ
辣味は、
- 唐辛子のヒリヒリするような辛さ
「麻婆豆腐で舌がしびれるのは、唐辛子の辛さではなく、花椒の辛さだった」ということですね。
中国では「辛さ」に種類があるということは、それだけ重要な味覚なのでしょうね。
個人的には「しびれる辛さ」は、舌が麻痺して味がわからなくなるので得意ではありませんが…
参照元:Wikipedia(麻辣味)
実食・感想
いよいよ食べてみましょう。
ふたの上に後入れの「花椒シビうまビリビリオイル」が付属していました。
実は花椒って、2種類の使い方があります。
Wikipediaによると
- 果皮を植物油に漬けて成分を溶出させた花椒油(かしょうゆ)
- 粉末
という2種類です。
花椒油は辛味に優れ、粉末は香りに優れています。
「花椒シビうまビリビリオイル」は、花椒油(かしょうゆ)ってことですね。
ふたをあける
赤い粉が見えますね。
唐辛子の粉や花椒の粉末でしょうか。
お湯を注ぐ
お湯の色がすでに辛そうな色をしています。
ちゃんと点線までしかお湯を注いでいませんが、「なんかお湯の量多すぎじゃね?」
と思ったあなた。
安心してください。すぐに麺が浮いてきました。
謎肉もたくさん浮かんでますね!
この謎肉をメインにすえた、「謎肉丼」という商品も販売されています。
この謎肉丼については、別ページで特集しています。
それがこちら。
オイルをかける
3分待ったら、フタをあけて、「花椒シビうまビリビリオイル」を投入です。
凶悪そうな色をしている、これです!
オイルを入れるとこんな感じになりました。
あの辛そうだったお湯の色に、辛いオイルが投下されました。
麺は日清カップヌードルのいつもの麺ですね。
あるテレビ番組で、日清カップヌードルの「麺の太さ」について
「しょうゆ味」より「カレー味」の方が太くしていると言っていましたが、今回の「日清カップヌードル花椒シビうま激辛麻辣味」については「しょうゆ味」の麺の太さだと思いました。
※ちなみにカレー味の麺が太いのは、スープがよく絡むように、と言っていました。
感想・評価
評価
- 美味しさ:★★★☆☆(3.4)
- コスパ :★★★☆☆(3.1)
激辛とうたっていますが、食べられないような「ゲテモノ」系ではなく、おいしく食べられるギリギリの辛さでした。
そのへんは、さすが日清カップヌードルですね。
ただし、最初から花椒のピリリとした刺激がきますし、食べ進めていくと舌がしびれてくるのがわかりました。
辛いのが苦手な人にはしんどいかもしれません。
私もこのスープを全部飲み干せと言われると厳しいと思ったので、麺を食べ終わった後は、白いご飯と生卵を投入し、「激辛おじや生卵入り」として美味しくいただきました。
コスパは、激辛系は好みが分かれるため、総合的に判断して少し下げて3.1としましたが、激辛好きには4を超えてくると思います。
以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。