すき家、吉野家、松屋の牛丼をテイクアウトで同時に食べて比較しました

2022年10月1日

hikaku牛丼3社比較トップ画像

牛丼って、

  • すぐ店が見つかって
  • 値段が安くて
  • 注文してすぐ出てきて
  • すぐ食べれる

という

  • 便利
  • 時短
  • 節約

を兼ねそなえた食べ物ですよね。

 

しかも美味しいんだから言うことなし。

 

でも、

  • 「すぐ店が見つかる」けど駅前だと何件かある
  • 「値段も安い」けど牛丼チェーンによって値段も多少違う

ってのがあります。

 

さらに、

  • 自分の好みの牛丼屋はどこだろう?

っていうのを知りたいと思いますよね。

 

今回は大手牛丼チェーン3社

  • すき家
  • 吉野家
  • 松屋

の牛丼をテイクアウトで同時に食べてみて比較してみました。

 

価格では『松屋』、カロリーでは『吉野家』が1位

実際にテイクアウトで食べ比べる前に、事前情報で比較をしておきます。

価格・カロリー(価格は税込)

  • すき家:400円/733kcal
  • 吉野家:448円/635kcal
  • 松屋:380円/732kcal
※すべて牛丼並でのもの。
※吉野家はイートインでの価格。テイクアウトなら440円(税込)

 

◆牛丼並盛の価格推移(価格は全て税込)

2020年 2021年の値上げ 2022年の値上げ
すき家 350円
400円
(2021.12/23~)
(50円の値上げ)
なし
733kcal 733kcal 733kcal
吉野家 387円
426円(イートイン価格)
(2021.10/29~)
(39円の値上げ)
448円(イートイン価格)
(2022.10/1~)
(22円の値上げ)
652kcal 635kcal 635kcal
松屋 380円
380円
(2021.9/28~)
(関東以外で320円から60円値上げ)
なし
695kcal 693kcal 732kcal

 

牛丼並の価格で比べると

  • 松屋が1位

です。

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カロリーが一番低い店だと、

  • 635kcalの吉野家が1位

です。

ボリュームの違いもあるので単純には比較できませんが一応の目安ということで。

 

松屋については、

  1. 本来は「牛めし」というメニューですが、ここでは「牛丼」と呼んでいきます
  2. 松屋は地域によって「プレミアム牛めし(税込380円)」「牛めし(税込320円)」の2種類が販売されていますが、「プレミアム牛めし」で食べ比べています
    ※2021年9月28日に関東以外の牛めしも320円から380円に値上げとなりました。
    ※関東で販売していた「プレミアム牛めし」を「牛めし」と名称変更し、全国統一価格になりました
    もっと詳しく知りたい方は松屋公式ページをどうぞ
  3. イートインだとみそ汁が無料でついてきますが、テイクアウトだとみそ汁がつきません

の3点についてご承知おきください。

みそ汁がつかない分、テイクアウトでは不利になります。

 

イートインだった場合、『松屋』は3社の中で一番安い上に「みそ汁」までついてきます。

「みそ汁」が欲しい人にとっては、イートインでは『松屋』がダントツで割安になりますね。

 

重さは『松屋』が1位

  • すき家:346g
  • 吉野家:337g
  • 松屋:371g

これは、私か今回テイクアウトしてきた牛丼を自宅で計量したものです。

その数値によると、

  • 松屋の牛丼が一番量が多い

ことになります。

 

私の店内飲食時の評価では『吉野家』が1位

すき家・吉野家・松屋の牛丼を過去に店内で食べた際のレビューを紹介しておきます。

※商品名をクリックすると詳細ページに移動します。

写真 商品名
すき家牛丼並盛アイキャッチ2 すき家 牛丼並盛
美味しさ コスパ
3.6 4.2
yoshi牛丼並盛アイキャッチ 吉野家 牛丼並盛
美味しさ コスパ
4.1 4.5
matsuya牛丼並アイキャッチ 松屋 プレミアム牛めし
美味しさ コスパ
3.7 4.2

 

私が過去にそれぞれの店内で食べた評価でランキングすると、

  • 1位 吉野家
  • 2位 松屋
  • 3位 すき家

となっています。

 

七味と紅しょうがの比較

牛丼本体の比較の前に

  • 七味
  • 紅しょうが

の比較をしておきます。

 

七味はこんな感じ。

hikaku牛丼3社比較七味

七味では大きな差がないように見えます。

ただし、松屋には「黒胡麻焙煎七味」(画像上部)という商品があり特徴的です。

※「黒胡麻焙煎七味」は2021年9月28日に、牛めしの味や価格を変更した際になくなりました

 

この「黒胡麻焙煎七味」については、

  • 「プレミアム牛めし」専用の七味だった
  • 現在は全国の松屋で購入可能
  • 価格:200円(税込)/内容量:14g
  • 購入方法は、お店の券売機か店員さんに直接言えばよい
  • 私の感想では、「普通の七味より山椒が強い」

といった感じです。

 

紅しょうがはこんな感じ。

hikaku牛丼3社比較紅ショウガ

見た目では差がつきません。

 

すき家の牛丼

sukiya牛丼並テイクアウト紹介画像2

  • 重さ:356g(食べる前)-10g(空き容器)=346g

 

『すき家』がどんなお店かについては別ページで紹介していて、それがこちら

私が過去に紹介した商品の評価も全てここに載せています。

 

フタを取ったのがこちら。

sukiya牛丼並テイクアウト開封

 

ご飯はこんな感じ。

sukiya牛丼並テイクアウトご飯の感じ

 

牛肉はこんな感じ。

sukiya牛丼並テイクアウト牛肉が金色に光る感じ

 

七味・紅しょうがを入れて完成です。

sukiya牛丼並テイクアウト完成

 

食べた感想は、

  • 『吉野家』『松屋』より肉の量が少ないと感じた
  • 肉は柔らかく、脂身が多め
  • タレの味が一番強かった
  • 玉ねぎはトロトロだった
    • →すき焼きっぽいと感じた
  • ご飯は『松屋』とほぼ同じだが『すき家』の方が硬めだった
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吉野家の牛丼

yoshinoya牛丼並テイクアウト紹介画像

  • 重さ:346g(食べる前)-9g(空き容器)=337g

 

『吉野家』がどんなお店かについては別ページで紹介していて、それがこちら

私が過去に紹介した商品の評価も全てここに載せています。

 

フタを取ったのがこちら。

yoshinoya牛丼並テイクアウト開封

 

ご飯はこんな感じ。

yoshinoya牛丼並テイクアウトご飯の感じ

 

牛肉はこんな感じ。

yoshinoya牛丼並テイクアウト牛肉の感じ

 

七味と紅しょうがを入れて完成です。

yoshinoya牛丼並テイクアウト完成

 

食べた感想は、

  • 肉は噛み応えがあって重厚な感じ
  • タレの旨味により肉自体の旨味も引き出されている
  • 玉ねぎはシャキシャキしていた、悪く言うとまだ十分味が染みていないと感じた
  • ご飯は一番べっとりしていた
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松屋の牛丼(牛めし)

matsuya牛めし並テイクアウト紹介画像

  • 重さ:397g(食べる前)-28g(空き容器)=371g

 

『松屋』がどんなお店かについては別ページで紹介していて、それがこちら

私が過去に紹介した商品の評価も全てここに載せています。

 

フタを取ったのがこちら。

matsuya牛めし並テイクアウト開封

 

ご飯はこんな感じ。

matsuya牛めし並テイクアウトご飯の感じ

 

牛肉はこんな感じ。

matsuya牛めし並テイクアウト牛肉の感じ

 

七味と紅しょうがを入れて完成です。

matsuya牛めし並テイクアウト完成

 

食べた感想は、

  • 肉の量が一番多かった
  • 吉野家ほどではないが、肉の旨味を感じる
  • 黒胡麻焙煎七味が肉の旨味を引き立てていた
  • 玉ねぎは『吉野家』ほどシャキシャキではなく、『すき家』ほど煮込まれてもいなかった

 

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玉ねぎのトロトロ具合

玉ねぎについては、

  • 同じ店でも「シャキシャキ」の時と「トロトロ」の時がある
  • つまり、店内での煮込み時間によって変わる

という特徴があるようです。

 

そのため、

  • 俺はシャキシャキの玉ねぎが好きだから、この店に行こう
  • 私はトロトロの玉ねぎが食べたいから、あの店に行こう

という参考にはしないでください。

 

各店での煮込み時間によってトロトロ具合が変わるので「その時によって変わる」ということです。

 

よって、玉ねぎの評価は今回は書かないことにしました。

 

食べ比べた結果、総合1位は『吉野家』

すき家 吉野家 松屋
値段 2位 3位 1位
3位 2位 1位
ご飯 1位 3位 2位
3位 1位 2位
総合 3位 1位 2位

値段(税込)

  • すき家:400円/733kcal
  • 吉野家:448円/635kcal
  • 松屋:380円/732kcal

上記のとおり、『松屋』が1位です。

肉の分厚さや質で言えば、

  • 『吉野家』と『松屋』が拮抗している

と感じました。

 

『すき家』の肉は

  • 薄くて
  • 脂身が多い

という特徴があったので、肉質だけで評価すると3位になります。

 

ただ、こういう肉が好みの人もいますし、すき焼き風に合わせるならこの肉もアリだと思います。

 

ご飯

実際には、

  • 各店舗での炊き方や
  • 炊いてからの経過時間

が大きく関係するのでしょうが、ここでは実際に食べたご飯で評価しています。

 

『吉野家』のご飯がベチャっとしていて、断トツ3位でした。

 

『すき家』『松屋』はともに、

  • 丼ものに最適な「ちょっと硬め」

に炊かれていて美味しいご飯だと感じました。

 

あえて違いを言うと

  • 『すき家』の方が『松屋』よりご飯が硬め

と感じました。

 

これは好みが分かれるところですが、

  • 1位 吉野家
  • 2位 松屋
  • 3位 すき家

としています。

 

『すき家』のすき焼き風の味付けも美味しいと思いますし、

  • 生卵と一番相性がいいのは『すき家』

だと思います。

 

総合

総合的に評価すると、

  • 1位 吉野家
  • 2位 松屋
  • 3位 すき家

となりました。

 

1位の『吉野家』は

  • ご飯がベチャっとしていた点

を除いてはほとんどマイナスポイントはありませんでした。

 

2位の『松屋』も

  • 『吉野家』と肉質が似ている牛丼

でした。

 

タレ自体なら『吉野家』に軍配が上がりますが、

  • 牛肉を引き立てるためのタレ

と考えれば『松屋』のタレが正解だと思います。

 

今回3位となった『すき家』ですが、

  • 『吉野家』『松屋』と違って「すき焼き風」をコンセプトにしているので独自路線といえる

という特徴があるので、これはこれでアリだと思います。

 

  • テイクアウトにして、自宅の冷蔵庫の生卵を加えて食べる

というシチュエーションでは、お得感が増すのでオススメです。

※『すき家』の店舗で生卵を買う(60円)より安いという意味

 

まとめ

hikaku牛丼3社比較完成品

左から、『すき家』『松屋』『吉野家』の牛丼

 

ここまで、

  • すき家
  • 吉野家
  • 松屋

の牛丼を比較してきました。

 

この記事が、あなたのお気に入りのチェーン店を決める参考になれば幸いです。

 

最後に、3社の特徴を一言で表すと、

  • 老舗で正統派なので間違いない『吉野家』
  • 牛肉の質をアップさせ、牛肉を引き立てることにこだわっている『松屋』
  • 「すき焼き風」をコンセプトに甘辛いタレが美味しい『すき家』

となります。

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『すき家』『吉野家』『松屋』以外のお店の商品もチェックしたい場合は、トップページからお願いします。

それがこちら

 

以上です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

丼もの

Posted by shinkeach