【それって!?実際どうなの課】MCTオイルをかけると痩せるのか？　2023年8月30日放送

2023年8月31日

前置き

皆さん、最強と言われる油をご存知でしょうか？

それは、MCTオイル

MCTオイルとは、ココナッツやパームなどに含まれる「中鎖脂肪酸」だけを抽出した食用油のこと

なんとこれを食事にかけるだけで「痩せる」という噂がある

 

真相を確かめるべく、専門家である山本メディカルセンター院長・齋藤真理子先生に話を聞いた

先生によると、

• 痩せるのは本当
• MCTオイルの特徴は中鎖脂肪酸だけで出来ていること
• 一般的な油は吸収されるまでに時間がかかるが、中鎖脂肪酸は胃ですぐ分解されて燃やすスピードが格段に速くなる
• その分解スピードは一般的な油の約4倍の速さ
• さらに５～１０倍の速さでエネルギーに変換される
• 他にも腸内環境も整えてくれるので、お腹がスッキリすれば燃焼もよくなる

というわけで、今回の検証は、

• MCTオイルをかけると痩せるのか？

検証1日目

• 朝食：麻婆炒飯
• 昼食：カルボナーラスパゲッティ
• 夕食：カツカレー&ナポリタン　600g

ちなみに、MCTオイルをかけても味は変わらないそう

◆ココナッツオイルとMCTオイルは同じ？

• 違う
• ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が約６０％
• MCTオイルは中鎖脂肪酸が１００％
• MCTとは、Medium（ミディアム）、Chain（チェーン）、Triglyceride（トリグリセリド）の頭文字をとったもの
• つまりMCTとは中鎖脂肪酸という意味
• ココナッツオイルも優秀な油だが中鎖脂肪酸１００％のMCTオイルにはかなわない

◆MCTオイルの痩せる以外の効果

• 認知症の予防
• 疲労軽減
• 筋肉の炎症を抑える
• パフォーマンス向上
• ニキビの改善

検証2日目

• 朝食：生姜焼き定食
• 昼食：ハンバーガー&コーヒー
  • オイルではなく、MCTパウダー（白い粉）をコーヒーに入れる
• 夕食：チキン南蛮定食

●MCTパウダーは、MCTオイルと効果は同じだが、油っぽい感じがなくなる

◆普通の油と置き換えできない？

• MCTオイルは熱に弱く、発煙点が低いので加熱調理には向いてない
• 過熱して煙が出る温度（発煙点）の比較
  • 通常の植物油：約190～250℃
  • オリーブオイル：約190～210℃
  • MCTオイル：約140～150℃

検証3日目

• 朝食：パンケーキ
• 昼食：焼肉定食
• 夕食：ガーリックステーキ

結果発表

◆専門家の見解：

• やっぱりMCTオイルはいいという実感はわいた
• 腸内環境を良くしてくれるのでお通じもでたと思う
• 素晴らしい結果だったと思う

◆検証結果：1.1kg差がついた

ダイエット企画のランキングやほかのダイエット企画を見たい方はこちら。