【タピオカミルクティー】Gong cha(ゴンチャ)コピス吉祥寺店
街を歩いていて、「行列が出来てる店があるな」と思い、のぞいてみると、だいたいタピオカミルクティーのお店です。
2018年ぐらいから、どんどん人気に火がついた感がありますが、今やいたるところにタピオカミルクティーの店が出来ています。
そんな乱立状態のタピオカミルクティー店の中でも、特に目立った存在なのが今回紹介する「Gong cha(ゴンチャ)」です。
目次
タピオカミルクティーについて
まずは、タピオカミルクティーについて書いていきたいと思います。
どんな飲み物?
タピオカティー
Wikipediaによると、
タピオカティー、またはパールミルクティーはミルクティーに大粒のタピオカパール(スターチボール)を入れた台湾発祥の飲料。タピオカパールをストローで吸い込む感覚と、くにゃっとした食感(台湾ではこれをQQ感と呼ぶ)が楽しめるのが特徴。主に冷たくして飲むが、ホットのものもある。
だそうです。
つまり、お茶にタピオカという弾力のある食感の丸い粒を入れた飲み物です。
「お茶」と書いていますが、タピオカに基本的に味がついていないので、甘いミルクティーとあわせるケースが多いです。
「マツ○有吉のかり○め天国」というテレビ番組で有吉さんが、
「甘くないタピオカミルクティーを売り出して欲しい」
と発言されていましたが、先ほど書いたように、タピオカ自体に味がないため、一気に大人の渋い飲み物になってしまうと思います。
もちろん、そういう「渋い飲み物」として有吉さんは飲みたいとおっしゃられていました。
※Gong chaでは注文時に「甘さゼロ」が選べるため、有吉さんの希望はGong chaで実現可能です。
私個人の感想としては、タピオカの食感に甘味が加わることでテンションが上がる気がしています。
そして、そのテンションアップがブームに一役買っている気がしています。
タピオカとは?
タピオカを食べた事ない方に、タピオカの説明をすると、
- 食感はグミに近い
- 歯応えをもっと強くしたコンニャク
- 味は無いので、食感を楽しむ感じ
といった感じです。
こうなってくると、タピオカのカロリーってコンニャクと同じで「ほぼゼロ」かと思いますが、
みなさん!残念なお知らせです!!
実は、
タピオカ (葡: tapioca、木薯) は、トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプンのこと。菓子の材料や料理のとろみ付けに用いられる他、つなぎとしても用いられる。紙の強度を上げるための薬剤の原料としても重要である。
Wikipedia(タピオカ)より引用
とあり、キャッサバという植物の根茎からとったデンプンでした。
デンプン → じゃがいも → 結構カロリーあったよな?
と考えた方、鋭いです!
カロリーはというと、100gあたり355kcal(Wikipediaより引用)でした。
つまりタピオカとは、
「炭水化物の塊」
なのです。
食べ過ぎにはくれぐれもご注意を!
色々な食材で利用されている
このタピオカですが、そのまま食べる以外にも私たちの身近な所で利用されています。
ミスタードーナツの大ヒット商品
「ポン・デ・リング」
にも使われているのです。
他にも、もちもちした白い鯛焼きにも使われているそうです。
発祥は台湾
タピオカミルクティーですが、発祥は台湾です。
2つ説があるのですが、1つ目の方が圧倒的に採用されているようなので、そちらだけ紹介します。
1983年に春水堂(チュンスイタン)というお店から始まったそうです。
この春水堂(チュンスイタン)は、2013年に代官山に日本初進出を果たしています。
場所はこちら。。。
代官山以外にも新宿や表参道などにも店舗があります。
このタピオカブームは第三次ブーム
ある程度、年配の方にとっては、「タピオカブーム」と聞くと「懐かしい」という感想を持つそうです。
というのも、今回の「タピオカブーム」は第三次ブームとのことです。
では、第一次、第二次ブームは、いつごろあったのでしょうか?
第一次ブーム
1992年 白いタピオカが入ったココナッツミルクがブームに。
第二次ブーム
2008年 黒いタピオカが入ったタピオカミルクティーをひっさげて台湾の有名店が上陸でブームに。
第三次ブーム
2018年 2013年に上陸した「春水堂」や、「Gong cha」などがけん引役となり一気にブームに。
この3度のブームと終焉についても書きたい所ですが、それを書きだすとそれだけで相当な量になるので今回は割愛します。
今からの新規参入は、時すでに遅し!?
タピオカミルクティー自体、原価はかなり安い上に平日から行列が絶えないとなれば相当儲かるようです。
ただし、今から参入するとなると、「時すでに遅し」、なんて話もあります。
ブームの参入時期について、すごく有名なエピソードがあるので、簡単ですがご紹介します。
- 元アメリカ大統領のジョン・F・ケネディのお父さんが株で大儲けしていたそうです。
- そのお父さんがある日、街で靴磨きをしている少年に靴を磨いてもらっていた時
「株は儲かるから買うといいですよ」と言われたそうです。 - その時、ケネディのお父さんは
「こんな末端まで株が儲かるという話が伝わっているなら、今後は儲かることはないだろう」
という判断をし、持っていた株を全て売却したそうです。 - その後、1929年に世界恐慌がきて、株価が大暴落し、多くの投資家が大損したそうです。
- しかしケネディのお父さんは、株式を事前に全て売却していたため難を逃れたそうです。
このエピソードに沿って考えると、
「タピオカは儲かる」
とみんなが思っている今は、もう新規参入すべきではないと私は考えます。
※参入するもしないも、全て自己責任でお願いします(念の為)。
Gong cha(ゴンチャ)について
人気店
Gong chaは、台湾南部に位置する台湾第二の都市・高雄で2006年に誕生しました。
今では、アジアを中心に世界で約1,400店舗を展開し、台湾ティーカフェとしては世界最大規模の人気チェーン店です。
ちなみに日本には、37店舗(2019年7/3現在)あり、7月中に2店舗出店予定です。
場所
今回紹介する店舗は、コピス吉祥寺店という店舗で、2019年5月10日にOPENしました。
場所はこちら。。。
コピスにはA館とB館があり、その間の道を「ペニーレーン」というのですが、
そこのA館側にあります。
住所は、
- 〒180-0004 東京都武蔵野市 吉祥寺本町1-11-5 コピス吉祥寺 A館1F
営業時間は、
- 営業時間 10:00~21:00
となっています。
また、元々2017年4月7日から吉祥寺には「Gong cha アトレ吉祥寺店」がありました。
2017年当時に来店した際は、行列は出来ていなかったのですが。。。
あの頃が懐かしい。。。
そのアトレ吉祥寺店の場所がこちら。。。
吉祥寺駅の1階にあります。
常に行列が出来ている人気店です。
ここでお客さんをさばききれないから、コピス吉祥寺店を新たに出店したのだと思います。
ちなみに、このコピス吉祥寺の同じ1階にレモネード専門店があります。
そちらも注目のお店で別ページで特集しています。
それがこちら。
外観
コピス吉祥寺という商業施設の1階にあります。
建物の外から見た店内はこんな感じ。。。
店内
店内は比較的ゆったりとしています。。。
レジ周辺はオシャレな感じがでています。。。
注文
ではついに本題です。
どんどん注文していきましょう!
レジには、こんなメニュー表があります。。。
行列が出来ているお店なので、これと同じチラシも用意されていて、行列に並んでる間にゆっくり選ぶ事ができます。
注文のスタイル
注文は4つのSTEPからなります。
- ドリンクを選ぶ
ICED or HOT
サイズ S,M,L - 甘さを選ぶ
ゼロ、少なめ、ふつう、多め - ICEDの場合、氷の量も選ぶ
ゼロ(+70円)、少なめ、ふつう、多め - トッピングを選ぶ(最大3つまで)
各+70円
・パール(タピオカ)
・ミルクフォーム
・アロエ
・ナタデココ
・バジルシード
・グラスジェリー
サイズを選ぶ際の大きさのイメージはこちら。。。
注文のコツ
- 「アイスかホットか」ですが、タピオカを入れるのを前提で考えるとアイスがいいですし、実際ほとんどの人はアイスだそうです。
- 「甘さ」と「氷の量」はお好みですね。迷うようなら「ふつう」で良いと思います。
- 「トッピング」ですが店員さんに聞いたところ、ほとんどの方は「パール(タピオカ)」のみを選ぶそうです。
人気商品は?
店員さんに、人気商品について伺いました。
一番人気・ブラックミルクティー
これが定番です。
写真は「ブラックミルクティーM+パール(タピオカ)」です。
二番人気・ウーロンミルクティー
写真は「ウーロンミルクティーM+パール(タピオカ)」です。
こちらは、メニュー表では「パール(タピオカ)」ではなく、「アロエ」をトッピングとしてはオススメしていますが、店員さんによると、実際はみんな「パール(タピオカ)」をトッピングとして選ぶそうです。
まあ、「タピオカブーム」なので、当然といえば当然でしょうか。
その他の人気商品
店員さんに第三位を聞いたのですが、上位2品が突出していて、第三位というのを選ぶのは難しいとのことでした。
ただし、分野別では人気商品があるとのことで、
- ミルクティー部門
- ティーエード部門
の人気商品を教えてもらいました。
ミルクティー部門では、
「ジャスミン グリーン ミルクティー」
が人気だそうです。
ティーエード部門では、
「マンゴー 阿里山 ティーエード」
が人気だそうです。
感想
実際に食べたり飲んだりした商品の感想をご紹介。
ブラックミルクティーM+パール
まずは人気ナンバーワン商品から。。。
注文内容は、
- ICED、サイズM
- 甘さ 普通
- 氷の量 普通
- トッピング パール(タピオカ)のみ
を選んでいます。
甘いミルクティーで、ストローが太いので1口飲むだけでタピオカが3,4個入ってきます。
タピオカ自体に味はありませんでした。
そのため、甘いミルクティーの「甘さ」が意味をもつと感じました。
つまり、タピオカだけを食べても味のない食べ物なので、何かしらの味付けが必要で、それがミルクティーの「甘さ」であると思いました。
ちなみに飲み終わった時点で、氷と共にタピオカも3粒ほど残ってしまいました。。。
ウーロンミルクティーM+パール
続いて、人気ナンバー2のウーロンミルクティーを紹介。。。
注文内容は、
- ICED、サイズM
- 甘さ 普通
- 氷の量 普通
- トッピング パール(タピオカ)のみ
を選んでいます。
人気ナンバーワンのブラックミルクティーに比べると甘さ控えめでした。
ウーロン茶の感じは、ほぼ感じなかったです。
甘いのが苦手という方は、ブラックミルクティーよりこちらのウーロンミルクティーの方をオススメします。
注文時の「甘さ」を選ぶ際に「少なめ」などを選べば済む話ですが。
サイドメニュー
ついでに、レジに置いてあったサイドメニューも食べてみました。
店員さんに伺ったところ、この2つのサイドメニューはあまり出ないそうです。
みなさん「タピオカミルクティー」目当てで来店されていますからね。。。
マンゴーケーキ
それがこちら。。。
袋から出してみると。。。
中は、このようになっています。。。
マンゴーのジャムというかペースト状になっていました。
袋を開けた瞬間からマンゴーの甘い香りが漂ってきます。
実際食べてみると思ったほど甘くなかったです。
ミルクティーと一緒に食べていると、マンゴーケーキよりミルクティーの方が甘いぐらいです。
ただこれ、ミルクティーを飲むとタピオカも一緒に口に入ってくるので、タピオカがこの時ばかりは邪魔だなと感じました。
パイナップルケーキ
それがこちら。。。
袋から出してみると。。。
マンゴーケーキと比べるとケーキの表面に粒々のようなものが見てとれます。
パイナップルの繊維なのでしょうか。
中はこのようになっています。。。
こちらも、中はジャムというかペースト状になっていますね。
袋を開けた瞬間は、ほとんど匂いはしませんでした。
パイナップルの味は、噛んでいる最中はほのかに感じる程度でした。
ただし、飲みこむ瞬間に一気にパイナップルの味がきました。
マンゴーケーキにしても、パイナップルケーキにしても、甘すぎないのでミルクティーなどと良くあうと感じました。
おまけ
ドリンクのフタはフィルムを熱で貼り付ける
普通のカフェのようにプラスチック製のフタもあるのですが、ほとんどの場合はフィルムを熱で貼り付ける方法でフタをしています。
あれが、オシャレな感じがして良かったりしますよね。
その機械がこちら。。。
飲み終わった際のタピオカ残っちゃう問題
意識せずに飲んでいると、最後にタピオカが残ってしまう問題があるので、店員さんに何か良い方法がないか聞いてみました。
店員さんいわく、
「良い解決法はないけれど、参考までに、以前テレビでMサイズの場合だと一口で4粒ぐらいタピオカが口に入ってくれば、最後に残らずにすむそうですよ」
と教えてもらえました。
カレーの「ルーが先になくならないようにペース配分に気を付けながら食べないといけない問題」同様、タピオカミルクティーを飲む際の永遠のテーマになりそうですね。
以上です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。