【ミスド】『ミスタードーナツ』と25品を紹介

2023年3月29日

ミスド外観

ミスタードーナツ』は日本一のドーナツチェーン、というのは皆さんご存じですよね。

 

ここではその『ミスタードーナツ』が、

  • 元々どこの国のお店?
  • 運営会社はどこ?
  • いつから日本にある?
  • 日本に何店舗ある?
  • ライバルのダンキンドーナツはどうなったのか?

などを紹介していきたいと思います。

商品のレビューも冒頭で行っています。

 

ドーナツつながりで、『クリスピークリームドーナツ』というドーナツ屋さんも別ページで紹介しています。それがこちら。

 

「ミスド」以外のお店の商品もチェックしたい場合は、トップページからお願いします。

それがこちら

 

美味しさランキング(46品中)

※商品名をクリックすると、詳細な紹介ページに移動します。

順位 美味しさ 商品名
1位 4.5 オールドファッションハニー
2位 4.4 ポン・デ・イスパハン
3位 4.4 チョコファッション
4位 4.4 サティーヌファッション
5位 4.3 オールドファッション
6位 4.2 カスタードクリーム
7位 4.1 ダブルチョコレート
8位 4.1 キャレマンショコラ
9位 4.0 ポン・デ・リング
10位 4.0 エンゼルクリーム

コラム

ここではミスド商品に対するコラムを紹介していきます。

misdoピエールエルメ6商品コラムアイキャッチ ピエール・エルメと共同開発6品の中でのオススメは?

レビューした商品

ミスド』の紹介の前に今までレビューした商品を紹介しておきます。

※商品名をクリックすると、詳細な紹介ページに移動します。

期間限定メニュー

写真 商品名
misdoポンデイスパハンアイキャッチ ポン・デ・イスパハン
美味しさ コスパ
4.4 4.9
misdoキャレマンショコラアイキャッチ キャレマンショコラ
美味しさ コスパ
4.1 4.3
misdoモガドールアイキャッチ モガドール
美味しさ コスパ
3.9 3.7
misdoプレニチュードアイキャッチ プレニチュード
美味しさ コスパ
4.0 3.9
misdoクロエアイキャッチ クロエ
美味しさ コスパ
3.9 3.7
misdoサティーヌファッションアイキャッチ サティーヌファッション
美味しさ コスパ
4.4 4.6
misdoピカチュウアイキャッチ ピカチュウ
美味しさ コスパ
3.0 2.1

レギュラーメニュー

ポン・デ・リング(3品)

写真 商品名
misdoポンデリングアイキャッチ2 ポン・デ・リング
美味しさ コスパ
4.0 4.8
misdoポンデ黒糖アイキャッチ ポン・デ・黒糖
美味しさ コスパ
3.1 3.4
misdoポンデストロベリーアイキャッチ ポン・デ・ストロベリー
美味しさ コスパ
3.7 3.9

オールドファッション(3品)

写真 商品名
misdoオールドファッションアイキャッチ2 オールドファッション
美味しさ コスパ
4.3 5.0
misdoチョコファッションアイキャッチ チョコファッション
美味しさ コスパ
4.4 4.8
misdoオールドファッションハニーアイキャッチ オールドファッションハニー
美味しさ コスパ
4.5 4.9

フレンチクルーラー(3品)

写真 商品名
misdoフレンチクルーラーアイキャッチ フレンチクルーラー
美味しさ コスパ
3.4 3.8
misdoエンゼルフレンチアイキャッチ エンゼルフレンチ
美味しさ コスパ
2.4 2.1
misdoストロベリーカスタードフレンチアイキャッチ ストロベリーカスタードフレンチ
美味しさ コスパ
2.4 1.9

イーストドーナツ(6品)

写真 商品名
misdoハニーディップアイキャッチ ハニーディップ
美味しさ コスパ
3.9 4.5
misdoシュガーレイズドアイキャッチ シュガーレイズド
美味しさ コスパ
3.6 4.0
misdoチョコリングアイキャッチ チョコリング
美味しさ コスパ
3.0 2.7
misdoストロベリーリングアイキャッチ ストロベリーリング
美味しさ コスパ
3.3 3.3
misdoカスタードクリームアイキャッチ カスタードクリーム
美味しさ コスパ
4.2 4.4
misdoエンゼルクリームアイキャッチ3 エンゼルクリーム
美味しさ コスパ
4.0 4.5

チョコレート(2品)

写真 商品名
画像 チョコレート
美味しさ コスパ
0.0 0.0
画像 ココナツチョコレート
美味しさ コスパ
0.0 0.0
misdoダブルチョコレートアイキャッチ ダブルチョコレート
美味しさ コスパ
4.1 4.3
misdoゴールデンチョコレートアイキャッチ2 ゴールデンチョコレート
美味しさ コスパ
3.8 3.8

その他(1品)

写真 商品名
misdoハニーチュロアイキャッチ ハニーチュロ
美味しさ コスパ
3.6 3.9

最初にドーナツの歴史を紹介

2023年3月28日にTBSで放送された「マツコの知らない世界」にてミスドやドーナツの歴史が紹介されていました。

せっかくなので、ここでそれらを引用させていただいて、簡単に紹介します。

  • マツコさんはケーキドーナツ派(オールドファッションのこと)
  • ドーナツの起源は17世紀頃のオランダでパン生地ベースで作られた
  • 日本に広まったのは明治時代後期と言われている

専門家の溝呂木さんによるとドーナツブームは5回

  • 第1次ブーム:1971年大阪府箕面市にミスタードーナツ号店が開店
    • 開店1時間で4000個を売り上げたそう
    • ミスドのロゴマークは創業者・ハリー・ウィノカー氏をイメージ
    • ケーキ生地が主流だった日本人にイースト生地のドーナツは衝撃
    • ハニーディップは創業当時からあるイーストドーナツの代表
  • 第2次ブーム:ポン・デ・リング
    • 第4の食感として2003年に登場し、一大もちもちブームを巻き起こした
    • 秘密は生地に練りこまれた加工でんぷん
    • 30億個以上販売の大ヒット商品(2022年12月時点)
  • 第3次ブーム:2006年にクリスピー・クリーム・ドーナツが上陸
    • 当時5時間待ちの大行列
    • 1937年の創業以来レシピが変わっていない(オリジナルグレーズド)
  • 第4次ブーム:2014年クロワッサンとドーナツが融合したクロワッサンドーナツが大ブーム
  • 第5次ブーム:様々な食感が乱立
    • 「I’m donut!」に代表される生ドーナツが象徴的

番組ではミスドの代表的な3種類を食べ比べ

  • ハニーディップ(イースト生地)
    • パンと同じ製法で作られたドーナツ
    • ふわふわの生地をグアテマラ産のコーヒーはちみつを加えたグレーズでコーティング
    • ストロベリーリングやエンゼルクリームなどがイースト生地
    • きめ細かな気泡の入ったふわふわ食感
    • イースト生地は焼けばパン、揚げればドーナツになる
  • オールドファッション(ケーキ生地)
    • ケーキドーナツ生地はベーキングパウダーで膨らませた生地
    • チョコファッションやゴールデンチョコレートがケーキドーナツ生地
    • 生地の密度が高いサクサク食感
  • フレンチクルーラー(シュー生地)
    • シュードーナツ生地は水分や卵の量が多い柔らかい生地で、揚げることで水分が膨張する力を利用して膨らむ
    • 気泡が大きくエアリーな食感
    • 2020年に卵の量を増加し、カスタードフレーバーを加えコク深い味わいに

食感を図解で

番組では、ドーナツを「ふわふわ」(上)、「サクサク」(下)、「モチモチ」(左)、「ほろほろ」(右)で分類していました。

ミスドからは、以下の3種類が紹介されていました

  • ポン・デ・リングが「モチモチ」マックス、やや「ふわふわ」として紹介(モチモチ)
  • フレンチクルーラーが図の中央に位置し、「サクふわ」として紹介
  • ゴールデンチョコレートがやや「ほろほろ」でふわふわとサクサクでは中央として紹介(サクほろ)

 

1956年アメリカ・ボストンで創業

発祥の国は、みなさんのご想像通り『アメリカ』です。

 

元々『ダンキンドーナツ』というドーナツチェーンからの独立で1956年に創業しています。

 

『ダンキンドーナツ』創業者の義妹の夫が、

  • 当初『ダンキンドーナツ』を一緒に運営していた
  • しかし、経営方針の違いから独立

という流れで創業に至ります。

参照:Wikipedia(ダンキンドーナツ)

 

アメリカのミスドは1990年に消滅

アメリカ発祥のミスドですが、

  • 1990年に買収され、ほとんどの店舗が『ダンキンドーナツ』になった
  • 既存の『ダンキンドーナツ』店舗と近すぎた一部の店舗だけが『ミスド』のまま残った
  • その残った『ミスド』も2014年現在、イリノイ州の1店舗のみ

という状況です。

 

正確に言うと消滅はしていないのですが、1990年に買収された時点で終焉を迎えたといっていいでしょう。

 

運営会社は『ダスキン』

日本の『ミスタードーナツ』を運営している会社は、ハウスクリーニング事業を展開する、あの『ダスキン』です。

 

ダスキン創業者が、アメリカでミスド創業者と出会い、意気投合したからだそうです。

 

日本には1971年4月に1号店をオープン

日本1号店は大阪・箕面で、1971年4月オープンです。

 

ダスキン』の本社が大阪府吹田市にあるので大阪なのでしょうね。

 

店舗数は減少中で1007店舗

1007店舗(2019年3月期)と聞くと多いように感じると思いますが、

  • 去年(2018年3月期)は1089店舗(82店舗減、-7.5%)
  • 4年前(2015年3月期)は1289店舗(282店舗減、-21.9%)

となっています。

 

4年前から2割以上店舗が減っています。

 

この原因は、

  • ドーナツを含むコンビニスイーツに押されている
  • 健康志向でドーナツが避けられている

などが考えられています。

 

ドーナツって、店内で食べるよりもテイクアウトして自宅で食べる事が多いので、コンビニともろに被りますよね。

 

さらに「出来たて」をそこまで重視しないので、コンビニとの差別化も難しいです。

 

こう考えていくと何か手を打たないと厳しいです。

 

実はミスドはすでに、

  • 2017年11月から『ミスドゴハン』としてパスタなどをメニューに加えた
  • 店内での飲食を増やすため、2023年3月期までに店内を改装

という手を打っています。

 

ようは、

  • もっと店内を利用してもらって
  • ドーナツ以外も食べてもらう

というのを狙っているということです。

参照:店舗数は、ダスキンHP、その他の情報は、「大量閉店のミスドが反撃開始」「ミスド、大量閉店ラッシュ

 

ライバルのダンキンドーナツはすでに日本から撤退

ライバルである『ダンキンドーナツ』は

  • 1970年に日本1号店を銀座に出店(ミスドは1971年4月)
  • 1998年に日本から撤退

となっています。

 

日本とアメリカで『ミスド』『ダンキン』のライバル対決の結果が正反対になっているのが興味深いですね。

 

日本では『ミスド』が勝った形になっていますが、その『ミスド』も余裕というわけではありませんでした。

 

実際1993年9月から『ミスター飲茶』というドーナツ以外の商品も販売し始めました。

 

アメリカと比べると日本でのドーナツ需要が大きくない」ので、ドーナツだけで生き残るのは難しいのだと思います。

 

ちなみに、『ダンキンドーナツ』の撤退時の運営会社は『吉野家ディー・アンド・シー』です。

 

そう、牛丼の『吉野家』のことです。

※『吉野家ディー・アンド・シー』は当時の社名です。

 

吉野家』については別ページで紹介していて、それがこちら。

参照:wikipedia(ダンキンドーナツ吉野家

 

人気商品の発売時期

最後に『ミスド』の人気商品の紹介を少しだけ。

  • 1973年 フレンチクルーラー発売
  • 1975年 オールドファッション発売
  • 2003年 ポン・デ・リング発売

参照:ミスドHP

となっています。

 

詳しい商品説明や評価は、別ページで行っています。

 

『オールドファッション』(エンゼルクリームも)はコチラ。

 

『ポン・デ・リング』はこちら。

 

以上です。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

Posted by shinkeach